トレーニングの特性について!
筋肉の動きは等尺性収縮、短縮性収縮、伸張性収縮にわけられます。
等尺性収縮とは筋肉に力が入っているのに筋肉の長さが変わらない状態です
【例:腕相撲で力を入れているがどっちにも動かない状態】
短縮性収縮とは筋肉に力が入り筋肉が縮みながら働いている状態です
【例:腕相撲で相手を倒している状態】
伸張性収縮とは筋肉に力が入って曲がろうとするが伸ばされてしまう状態です
【例:腕相撲で相手に負けている状態】
上記の事を先日お話しましたが、今日はその続きをお話ししますね!
筋肉の働き方の違いは理解してもらえたと思いますが、ただそれだけじゃトレーニングには
活かせないとおもいます、
等尺性運動、短縮性運動、伸張性運動の中で一番みなさんがした事が多いトレーニングは
短縮性運動【腕立て伏せ、上体起こし】だと思います、
上記3つの運動の中で一番筋肉を強くするのは
伸張性運動
↓
等尺性運動
↓
短縮性運動
の順だといわれています。
ただ伸張性運動は筋肉に対する負担も大きくトレーニング機器がなければ難しい運動です。
道具を使わずにトレーニングでき、成長期の学生に行っても怪我が少ないのが
等尺性運動です!
なぜ学生に対するトレーニングで怪我が少ないかというと、筋肉を使ってるのに関節を使わないからです!
例えば、腕立て伏せは小学生、中学生には適していないといわれます、その理由は
繰り返し肘の曲げ伸ばしを行うので肘関節を痛めるからなんです。
腕立て伏せを小、中学生が行う場合は肘を軽度曲げたポジションでキープするというトレーニングがおススメです!【個人差があるので膝をついて行うなどしてください】
同じトレーニングでもやり方一つで怪我のリスクが大きくかわります!
是非試してみてください!!