熱中症予防part3
こんにちは げんき整骨院です
今日は
汗をかくことにより体に起こる現象についてお話しさせていただきたいと思います
仮に100gの汗をかくとします
それが全て皮膚から蒸発したとすると、その気化熱で体温を約1℃下げることができます。
水分補給がされないままでいると、体の熱を放出できなくなり、体温はどんどん上昇していきます。
そうすると、汗をかこうと皮膚の静脈にどんどん水分が溜まり、心臓の方に回ってくる血液が少なくなります。
やがて、血液が十分に来ないことで心臓が運び出す血液の量が少なくなり
筋肉で発生した熱を運べなくなってさらに体温が上昇するという悪循環が生じてしまうのです。
では、具体的にどのくらいの水分が失われることでどのような影響が出るのでしょうか?
体重の1%が汗として失われたあたりから、
スポーツパフォーマンスの低下は徐々に始まります。
2%が失われると、
自覚症状はないものの確実に動きが鈍くなってきます。
3~4%の減少では、
パフォーマンスの低下や疲れが自他ともに認識されるようになります。
5%以上の水分が失われると
吐き気やめまいなどが生じ、最悪の場合は意識障害などが起こります。
このため、汗の量に応じてきちんと水分補給をしていくことが必要になるわけです!