熱中症予防part7
こんにちは げんき整骨院です
今日は 汗についてお話ししていきたいと思います
運動で汗をかくと
水分だけでなく塩分(ナトリウム)などのミネラルも体外に放出されます。
体には体液のミネラル濃度をできるだけ一定に保とうとするはたらきがあるため
塩分の含まれていない真水やお茶で水分補給をしても
細胞レベルではなかなか吸収されません。
もちろん全く吸収されないわけではありませんが
逆に一気に大量に真水を摂取したりすると
体液が薄まる「低ナトリウム血症」をおこし
ときにはけいれんや意識障害を引き起こすこともあります。
したがって脱水量の多いときほど
塩分を含んでいる飲料を選ぶことが大切です。
日本体育協会では
運動中の飲料では
0.1~0.2%の塩分(ナトリウム換算では100mLあたり40~80mg)を
含むものを推奨しています。
体液に近い塩分濃度ですと速く吸収されるというメリットもあります。